生理周期とお肌のお手入れについて

  こんにちは
リラグゼーションサロン akariです。


PMS(月経前症候群)でお悩みのお客様も多いかと存じます。いらいらしたり、気分が落ち込んだり・・・。外見面でもお肌ががさついたり、ニキビができたり、シミが濃くなったりと..。
PMSは、女性ホルモンバランスの乱れによるものと言われていますが、お肌のお手入れにはどう対応したらよいのか?というご質問をいただきました。
女性ホルモンは、主にプロゲステロンとエストロゲンがあります。

プロゲステロン・・・黄体ホルモンとも言います。妊娠を守る働きがあり、通常は排卵日後に分泌MAXを迎えます。皮脂の分泌を促します。

エストロゲン・・・卵胞ホルモンとも言います。10歳前後から閉経ぐらいまで分泌し女性らしい体つきをつくります。更年期障害の不調はこのホルモンの関係です。お肌へは、水分の保持、コラーゲン・エラスチンの生成を助け、ハリのあるお肌にしてくれます。

お肌と生理のサイクルは28日が理想といわれています。1週間ずつ4期に分けてお話しします。

【月経期・・・生理開始から7日】
生理中は、両方の分泌が少ない時期です。血流が悪くお肌の水分量が減りますので、保湿をメインにケアしてあげてください。

【卵胞期・・・8日目から14日目】
エストロゲンの分泌が多い時期。お肌やお体の調子がよく安定した時期です。ここでスペシャルケア(攻めケア)をなさると効果的です。また、お化粧品を変えようとご検討されている場合は、このお肌の丈夫な時期がよいです。排卵日(14日目ころ)に好調のピークを迎えます。

【排卵期・・・15日目から21日目】
排卵を終えるとプロゲステロンが増加してきます。ですがまだ比較的落ち着いている時期です。次に来るトラブル期(黄体期)に備え、栄養価の高い美容液等のスキンケアをおすすめします。ビタミンCなどの栄養摂取。

【黄体期・・・22日目から28日目】
この時期は何かとお肌トラブルが発生しやすいです。プロゲステロンの働きで脂質が増え、ニキビ・吹き出物が出やすくなっていますので、洗顔・保湿を正しく行いましょう。私が言うのも何ですが、できればエステは避けたい時期です。大殺界ですね。
プロゲステロン・エストロゲンの増減・バランスが不調の原因と言われています。

ご来店のお客様に、後日お目にかかった際、「何日ぐらい、お肌の調子よさを実感いただけたか?」をお聞きしています。3日程度しっとり感やハリを実感できたというお声が多いのですが、
稀に1週間ほど調子がよかったというお声をいただきます。おそらくよい時期にお越しくださったのですね。
ご予約お待ちしております。

それではまた、ごきげんよう。