ハーブのチンキ剤

  こんにちは
リラグゼーションサロン akariです。

大阪は雨です。
チンキという言葉、昭和の響きを感じませんか?
ハーブに関わるようになって、久しぶりにこの言葉を聞いたように思います。
赤チン?タムシチンキ?のイメージですが。。
一言で言うと、ハーブなどの生薬を、アルコールで成分抽出したもののことです。

ハーブティー(お湯)では抽出できない成分を、アルコールにより抽出するんです。
奥は、先日出来上がったもので、ヒース、ジャーマン・カモミール、マローブルーのブレンド。
手前は、今日仕込んだ、リンデンとジャーマン・カモミールです。
チンキは飲用もでき、そのまま使うこともできますが、多くは精製水などの基材に薄めて使用します。
ワセリンやミツロウと湯せんで混ぜて、クリームにすることもできます。
少しずつ、またご紹介させていただきますね。
作り方はこれもまた簡単ですが、少々お時間かかります。
ガラス瓶を熱湯消毒し、中にお好きなハーブを入れます。そして、ひたひたになるほどのアルコール(45度以上)を入れて蓋をし、2週間漬け込みます。1日1回シェイクで中身をよく混ぜます。様子を見ながら足りなければウォッカを足すこともあります。
時々、精製水・グリセリンと混ぜたものをローションパックしていますが、しっとり感が出ます。
ただしアルコール分を飛ばしてから使用しましょう。初回、少し顔が赤くなりました(笑)。
それにしても、チンキ剤のためにウォッカを買うなんてこと、10年前には想像つかなかったです。ウォッカといえば、呑む!それ以外に用途があったなんて意外でした。
今回、外用目的ですが、内用のものも次回ご紹介させていただきます。
それではまた、ごきげんよう。
ご予約お待ちしております。