こんにちは
リラグゼーションサロン akariです。
今日はお肌のお話を。
シミ・くすみ・たるみ・吹き出物・・・お肌のお悩みの中でも、各年代でトップの地位を誇るのがシミ。ホームケアではなかなか解消できません。みなさん30代を過ぎるころから、気になってくるのではないでしょうか。
ひとくちに「シミ」と言いましても、原因などにより様々な種類があることはご存知の方も多いでしょう。
1.老人性色素斑・・・一番多いのはこちらのタイプ。紫外線にあたることでできるシミです。日光があたりやすい頬骨などによく見られます。
2.肝斑・・・妊娠中、ピル服用中、更年期によく見られ、女性ホルモンと深く関係しています。左右対称に出ていれば、多くは肝斑でしょう。30代~40代のどちらかというと褐色肌の方に多くみられます。
3.炎症性色素沈着・・・吹き出物や怪我など、刺激があったところにできるシミです。一時的なものではありますが、完全に消えるまで長期に渡るケースも
4.そばかす(雀卵斑)・・・幼少の頃に発症します。遺伝的な要因が大きく関係していると言われています。成長につれて少なくなってくる人も。
ほかにも、脂漏性角化症、花弁状色素斑など様々な種類があります。
ですが、いずれのタイプにも紫外線が深く関係してきます。
では、紫外線はどのようにお肌に影響するのでしょうか。
下手な絵を、お許しください。
お肌に興味のある方は、見たことありますよね。皮膚構造です。皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3部構成となっていますが、その表皮と真皮の部分です。
肌細胞は、基底層(真ん中らへん)で作られます。ここで作られた肌細胞は育ちながら、有棘層→顆粒層→角質層→垢となってはがれる。このサイクルがいわゆるターンオーバーです。28日が理想的ですが、加齢とともに周期は伸びます。
この基底層の中に、シミに深く関係してくる「メラノサイト」という細胞があります。メラニンを作り出す細胞です(基底層の中で茶色のがそうです。すみません、コメントし忘れました)。紫外線を浴びたり、ホルモンの命令を受けたときに、肌を守るためのメラニンをたくさん作り出します。メラニンは真皮を守る盾となるのです。お仕事の終わったメラニンは、ターンオーバーにより皮膚上層部へと進んでゆき、垢となってはがれます。しかし過剰にメラニンを生産してしまうと、ターンオーバーの乱れ、ストレス、刺激などの要因から、メラニンすべてを排出できないときがあります。そうして留まったメラニンが沈着し、「シミ」となるわけです。
残念ながら、エステではシミを消すことは難しいです。
レーザー治療、光治療、トレチノイン/ハイドロキノン治療など、シミの種類によって治療法は違いますが、シミの状態や種類を正確に診断して下さる美容皮膚科の先生を探すことが、解決の近道となるでしょう。
(最近では、エステでも低周波のシミ除去の機械を導入されているところもありますが)
また、お肌のお話をしていきたいと思いますので、お付き合いください。
それではまた、ごきげんよう