お肌トラブル豆知識 ~目元のたるみ ポイントは3つ~

こんにちは
リラグゼーションサロン akariです。

今日は、目元のたるみについてお話しします。
目元にたるみやクマがあると、一気に老け顔になってしまいますね。皮下脂肪の少ない目元は、たいへんたるみやすいポイントとなっているんです。

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目元がたるむのには、3つの大きな原因があります。

1)表情筋の衰え
表情筋は使わないと、どんどん衰えてきます。お仕事をお持ちの方は外で会話をする機会も多く、いろいろな表情をされるでしょうが、専業主婦でほとんどご自宅で過ごしているという方は要注意。

その中でも、目元のたるみに関係している筋肉は、おもに3つ。

眼輪筋は、目の周りをぐるっと取り囲む筋肉、で上下のまぶたを引き寄せ、目を開閉させる役目があります。

前頭筋。おでこの部分の筋肉です。眉毛近辺の引っ張り上げ、額に横しわを作っているのはこの筋です。

側頭筋は、耳の前上方の皮膚を引っ張ります。

表情筋の衰えの対策として、これらの筋肉を使うおすすめエクササイズをご紹介します。

(1つ目)
耳の周辺に、5本の指をグッとあて、ぐるぐるまわしながら5秒間圧迫してください。次に、5本指の位置を少し耳から遠ざけます。そして5秒間ぐるぐる圧迫。それを3回程度繰り返してください。圧の強さは気持ちよいと感じる程度がよいでしょう。
三叉神経の集まるポイントでもありますので、頭がすっきりしますよ。
ここが側頭筋ですが、目だけでなく顔全体のたるみと密接に関係する筋肉です。

(2つ目)
眉毛の内側の開始点(サンチクというツボでもあります)を5秒間プッシュします。そのまま指1本分ぐらいずらしながら移動です。眉毛(下ライン)にそって眉尻を通過し、目の下骨のきわを移動しながら、気持ちよいポイントを5秒プッシュしていきます。目の周りを1周です。目の疲れが取れ、くすみやむくみにも効果ありますよ。

(3つ目)
前頭筋を鍛えるエクササイズです。左右別々に行うとやりやすいです。
左手でピースの手を作ります。2本の指で左眉毛の右端と左端を軽く押さえます。そしておでこにシワができないように上方に目を見開きます。5秒間キープ。静かに元に戻します。これを左右3セット。

いずれのエクササイズも、摩擦を少しでも感じるようでしたら、オイルや乳液などで摩擦をなくしてあげてください。刺激による色素沈着の予防となります。

2)肩こり

一見、肩とお顔は何の関係もないように思えますが、実は大きな関係があるのです。これは、背中の大部分を占める僧坊筋という筋肉が大きく関係しています。僧坊筋は、顔の皮膚や筋肉を後ろから引っ張ってくれています。この筋肉が凝り固まると、引き上げるパワーが弱まり、自然とお顔もたるんでくるという流れです。
パソコンなどに長時間向き合う人は、どうしても猫背になりがちで肩も凝りやすいですよね。
日ごろから、背筋を伸ばすなど、姿勢には気をつけたいですね。

子どものころ、よくやったブリッジ姿勢などは、改善によいでしょう。

また、先日ご紹介したエクササイズも効果的ですよ。

3)乾燥

3つ目の要因は乾燥です。

冬になって、顕著に目立つようになった、という方は、乾燥が大きな引き金になっているのかも知れませんね。
空気が乾燥している上にエアコンで更に乾燥すると、お肌ももちろん乾燥してしまいます。乾燥したお肌は抵抗力を失い、ターンオーバーの乱れを引き起こします。そしてコラーゲンなどの美肌に欠かせない細胞は働かなくなり、ハりを失っていくという構図です。

エアコンで暖房するのであれば、加湿器などでうるおい補給をしつつ、できるだけ保湿効果の高い基礎化粧品を。保湿がこの季節大事だといわれるのは、こういうことなのです。

それではまた、ごきげんよう。