【台北でのSPA体験】お見送りがなかったことへの違和感

こんにちは
リラグゼーションサロンakariです。

今日は1日雨ふりで、少しひんやりしています。明日の朝にかけてしっかりと降るようです。

今回はSPA体験談を書いてみます。

1年ほど前の話になりますが、台北に旅行してきました。九份、夜市などの観光や、小籠包、マンゴかき氷などのグルメなど楽しんで来ました。

そこで、ホテルに有名なスパがありまして、せっかくですので訪問してまいりました。

  

沐蘭(ムーラン)SPAは、ホテルリージェントの最上階20Fにあります。

詳しいことは忘れてしまったのですが、ホットストーンの2時間ぐらいのコースを受けました。費用は日本円にして20000円前後だったかと思います。

当然受付からラグジュアリーな雰囲気なのですが、プライベートルームに案内されると、女性ならどなたでもウットリしてしまうような、夢のような空間が広がります。

マッサージベッド、大きなソファ、アジアンな雰囲気あふれるバスタブ。清潔感のあるリネン類。アジアンモダンなインテリアがとても素敵です。

私のためにお風呂を用意してくれています(写真はお湯を入れる前です)。

まずは、ジンジャーティーだったでしょうか。大きなソファ(ソファベッド?)に座っていただきながら、セラピストさんからの説明を聞きます。セラピストさんは若くて素朴な感じ、癒し系の方でした。色々と流暢な日本語でご説明いただいたのですが、置時計を指しながらの「滞在時間は120分です。〇分後に来ます」と興覚めな言葉が耳に残ります。

そしてシャワーブースで体を清め、ミストサウナを楽しんだあとは、お風呂でリラックス。大きな窓から光が差し込み、とても明るい雰囲気です。

時間通りにセラピストさんが再訪。

施術はといいますと、申し分なく気持ちよくて、開始15分ほどで眠ってしまいました。ホットストーンは初めての体験でしたが、結構熱いものですね。しっかりとした圧の手技と、いくつものストーンを駆使した施術で体中ポカポカになり、旅の疲れを完全に癒してくれました。

再度、時間の確認、簡単な説明、ご挨拶があり、セラピストさんは退席されます。

フルーツなどスイーツ3種盛りと、お茶をいただきます。どれも上品で美味しく、極上の気分です。

このあとお部屋を出ますが、帰りはそのまま何もなかったように一人受付をスルーし、宿泊しているお部屋に戻りました。

日本のリラグゼーションサロンでしたら、このあとアフターカウンセリングとまでは言わずとも簡単なおしゃべりや、何か1つコミュニケーションを図るものだと思うのですが、それがなかったのが驚きでした。ですが、これは考え方によっては、ドライで良いのかも知れません。お客様すべてが社交的な性格とは限りませんので、私も違和感を持ちながらも、ヘンに気を使わなくてよい分、楽でいいのかなあと感じてしまいました。

ですが、やはりお見送りって大事ではないですか?私はお客様をお見送りする際、玄関先でお別れをすることが多く、これでもあっさりし過ぎかしらと思うのですが、このようなホテルのサロンではせめてエレベーターぐらいまでは見送ってくださってもいいのになと思いました。文化の違いかも知れませんね。

調度品といい、雰囲気といい、施術内容といいとてもラグジュアリーで、お見送りがなかったことと、時間に追われた感覚があったことを除き、申し分のないリラグゼーション体験でした。

 

それではまた、ごきげんよう。