食用油のお話(1) ココナッツオイル

こんにちは
リラグゼーションサロン akariです。

Polaroid

今日は、食用油のお話です。

ダイエットに大敵と思われがちな油。摂りすぎると、お肌もオイリーに。
ですが、不用意に摂取を制限してしまうと、体に必要なミネラルなどの不足を引き起こし、便秘や肌荒れなどの原因となることがよく知られています。
ドレッシングも、ノンオイルよりもオイルの入ったものの方が美味しいし、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)を含む野菜については、オイルと一緒に摂る方が吸収がよいのです。

オリーブオイルやごま油など、体によいといわれている食用油をお使いの方は多いと思いますが、1つお薦めしたい食用油があります。

ココナッツオイルです。
(写真の一番手前です)

外用でもマッサージやヘアケアによいと言われていますが、食用としましては、まだまだ知られていないと思います。販売しているお店も少ないですしね。
では、具体的に何がよいのでしょうか

1)ダイエットに最適
ココナッツオイルは植物性であるのに関わらず、飽和脂肪酸を多く含みます。この飽和脂肪酸はさらに「中鎖脂肪酸」という種類に分類されますが、この中鎖脂肪酸は体内に蓄積されず、即座にエネルギーへと変換され脂肪燃焼となります。
また、ココナッツオイルには、小腸内の柔毛を洗浄する効果があり、これにより、小腸の働きが活発になり代謝アップへとつながります。

2)便秘解消
小腸内の柔毛洗浄効果により、便秘が改善されると言われています。

3)酸化しにくい
飽和脂肪酸ですので、酸化しにくいという特徴があります。保存料を加えなくとも2年間は使用できるというお話もあります。
ココナッツの熱帯地方に繁殖するという植物の性質上、紫外線に対しての耐性を持っています。抗酸化作用はアンチエイジングにも不可欠ですね。

4)トランス脂肪酸を含まないので安心
つい先日も新聞で、米国のトランス脂肪酸への規制についての記事を読みましたが、各国でもさまざまな規制がされています。スターバックス(北米)では、2007年からトランス脂肪酸を含む食用油の使用をやめておられますし、日本では、セブン・イレブンが「低減」を取り組んでおられます。

トランス脂肪酸は、植物油に水素を添加して固形化する際に生成されるもので、マーガリンやショートニングなどに多く含まれます。それらを原料としたパンやケーキにも含まれることになります。摂りすぎると悪玉コレステロールを増やし、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患を引き起こすと言われています。あくまでも摂りすぎると、ですが(笑)

ココナッツオイルは、トランス脂肪酸を含みませんので、安心していただくことができますね。

5)豊富なビタミンE
ココナッツオイルは、若返りのビタミンとも言われるビタミンEを豊富に含んでいます。
ビタミンEの効能は次の通り
・コレステロールの酸化を防ぎ、血管を正常に保ちます。
・毛細血管の血流をよくすることで、冷え性・肩こりを改善、肌荒れの予防となります。
・前立腺ガンや胃ガンを予防する可能性が示唆されています。
・悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を上げます。

6)ラウリン酸を多く含む
母乳にも含まれるラウリン酸。抗菌・免疫力アップにつながります。生まれたばかりの赤ちゃんは母乳からラウリン酸を摂取し、免疫力をつけているそうです。また、このラウリン酸は、菌の起因する皮膚トラブル(乾癬・カンジダなど)の予防にも効果が認められています。

以上、いろいろ調べてまとめてみました。

栄養効果の高いココナッツオイル。実際に使ってみての感想ですが。。

20度以下になると、固まってしまいます。
そのため冷めると油が浮き出てくるのが気になります。
和風のお料理には合いません。
お勧めは、南国風インドネシア料理のナシゴレンや焼きそばにはぴったり。
その他、固まっていてもバンバン炒め物にして摂取したいですね。豚肉や鶏肉に合うと思います!

次回は、亜麻仁油についてお調べしてお伝えします。

それではまた、ごきげんよう。